実は消極的で目立たない子も多いらしい
一般的に、公立中高一貫校は未来のリーダーを育成することを目標に掲げているだけあって、
・自分の意見が言える積極的な子
・リーダーシップの取れる子
を好む傾向があるということは、よく言われることです。
でも、実際に合格した親御さんのお話を聞いたり、ネット上の情報の中では、必ずしもそうではない、と言えるようです。
ただ、今後そうなれる要素というのはやはり見られているのかなと思います。
つまり、内気で恥ずかしがり屋だけど、胸の内にはきちんと自分の意見を持っていて、文章でそれを表現するだけの技量がある、というような。
実際に、知り合いの今年合格したお子さんも、児童会など特に目立った係をしておらず、決して積極的な子ではないそうです。そして同級生も同様で、生徒会長などとは無縁だった、大人しい、真面目な子が多いとのこと。
この真面目というのは間違いなく大切なようで、
・運動会や学芸会などに、協力して一生懸命に取り組む
・宿題・課題を忘れず、マジメにやる
・授業中はもちろん、掃除や係活動などもマジメに頑張れる
という、小学校生活において当たり前のことに真面目に取り組めているということが、公立中高一貫校に進んでも、「真面目にコツコツ勉強に取り組める」と判断される材料になるのではないでしょうか。
面接で配慮がある場合も
「船頭多くして船山に上る」のことわざ通り、協力して充実した学生生活が送れる環境ではなくなってしまいますものね(笑)最近、立候補するとか、授業中手を挙げて発表する、ということをしなくなってきているちびマルだけに、内申書に響かなきゃいいけど・・・とヤキモキしていたマル子は少しホッといたしました。もちろん、積極的であるに越したことはないと思いますが、何でも自分が自分がって前に出るタイプは協調性がないとみなされてしまうこともありそうですし。。
以前の積極的すぎるちびマルなら、ヤバかったかもしれません(ー_ー)
特に、地味なタイプや消極的だと不利になりそうなのが面接ですが、我が志望校の今年の面接では、挙手して答える質問は1つのみ、あとは順番に当てられて回答していく質問だったそうです。
このことからも、控えめなタイプの子にも平等に回答権が与えられ、有能な子の取りこぼしがないように、という学校側の配慮が見てとれますね。
入学してから磨かれる積極性・リーダーシップ
「6年間の計画的・継続的な教育指導により個性や創造性を伸ばす」ことが公立中高一貫教育のねらいとされているそうなので、『真面目』『伸びしろがある』等の共通項以外は、画一的でない個性的な生徒が集まっているのだと思います。
一般入試とは別に、帰国子女や、日本伝統文化に秀でている受験生のための特別枠が設定されている公立中高一貫校もあるようですよ‼
公立中高一貫校はカリキュラムも個性的で、例えば、多くの学校で実施している海外ホームステイやディベートなどがあります。
これまでの公立中学とは違う、独自の教育方針の中で、個性・創造性を育んでいくための様々な環境が用意されているため、結果として入学後、「将来のリーダータイプ」となりうる積極性が磨かれていくのではないかと思います。
それに加えて、みんな「マジメ」という素地があるので、いじめも少なく、お互いの違いを認め、尊重しあえる教育環境が出上がっていることが公立中高一貫校のいいところですね(*^^*)
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