子どもの未来につながる 体験型学習のすすめ

子どもの未来につながる 体験型学習のすすめ 6年生

以前にも書かせていただきましたが、マル子一家は無料で楽しめ、なおかつ学習できるような体験型のイベントや催しが大好物です(‘ω’)ノ

日常ではなかなか味わえない経験をさせていただくことで、知的好奇心を刺激し、他者とふれあい、心身ともにリフレッシュすることができる、今でも大好きな休日の過ごし方です。

ちびマルも大きくなり、こういった機会も少なくなってきたのですが、中には年齢制限で高学年になってやっと参加できるイベントもあって、先日は

子どもメディカルラリー

なるものに参加させていただいてきました‼

メディカルラリーとは、救命救急を専門とする医師、看護師、救急救命士などがチームを組み、限られた時間内にどれくらい的確に診断と治療を実施することができるかを競う技能コンテストのことです。

全国の小学生にも、応急手当てのスキルを身に付け、幼い頃から命の大切さ、人を思う気持ちを感じてもらいたいと、大阪の千里病院が日本で初めて子供向けにアレンジしたのが、子どもメディカルラリーとのこと。

たまたま見聞きして、軽い気持ちで申し込んだこの企画でしたが、

『倒れている人発見!救急要請や応急処置、心臓マッサージにAED。はたまた地震が発生して、自分たちの身を守るだけでなく高齢者も救助できるのかetc・・・』

かなり高度な講習&実践に、親の方が不安になりましたが、つぎつぎに起こる災難に立ち向かい、チームで協力するのはもちろん、役割分担しながらミッションをクリアしていく子供たちの姿は生き生きと輝いていました。

成長を感じる瞬間。出会いの素晴らしさ

そして何より、この企画に賛同し、全国からお忙しい中お休みを取ってかけつけてくださった、医療現場の第一線で活躍されている、そうそうたるメンバーの素晴らしいこと。
マル子、同じ人間として恥ずかしくなっちゃいましたよ(/o\)本当にお偉い方々なのに、ちっともお高く留まってなく、まるでコントを見に来たかのように笑いに包まれ、和やかな会場。
子供たちへの愛であふれていました。

ちびマルたちに丸一日付き添ってくださったサポーターであるお医者さん。東日本大震災の救援で駆けつけた先で知り合った医師とのご縁で、この子どもメディカルラリーに参加してくださっているそうです。

そんな生の声を聞き、背中を見て、子供自身が「何か」を感じるこの瞬間。
これぞ体験活動の醍醐味♪♪

そして、この「何か」こそ、受験時の面接や作文を回答する上での貴重なヒントになり得ると思うのです。

高学年こそ社会勉強を

最近は、キャリア教育に力をいれてくれる高校や大学も増えたようですが、マル子自身が職業選択に失敗していることもあり、ちびマルには、これまでもいろいろな職業体験イベントに参加させてきました。

看護師体験や薬剤師体験だけでなく、聴覚障害や体が不自由な人の疑似体験、老人ホームでの見学や手伝い、職業訓練学校での職人技体験や漁師体験などなど。

特に大学や専門学校、病院や施設などでは、高齢化でますます医療介護の需要は高まっていくこと、また少子化の中で医療人を志す学生を確保したいことから、医療や介護の職業体験の企画が多くあります。

キッザニアのお仕事体験も楽しいですよね。

でも正直、幼い頃にせっかくお金をかけて連れて行っても、「楽しかった」くらいの記憶しか残っていないもの。
マル子も、ちびマルが幼い頃の方が家族の思い出を作ろうと張り切っていましたが、今となっては、ちびマルのヤツすっかり忘れてら…早すぎてもったいなかったな…という出費が随分あります(T_T)

ただ「楽しかった」だけでなく、物事を裏側から見たり、客観的に考えられるようになってくる高学年からこそ、積極的に地域の行事や自治体が主催してくれる体験活動に参加してほしいです。
そして、多くのボランティアさんや地域の方の善意と協力があってこそ楽しめていることを知り、親子で感謝する機会を持ってはいかがでしょうか。

中学受験を考えるご家庭は勉強勉強になってしまいがちですが、この時期に子供の未来につながる社会勉強をさせないのは、とってももったいないと思いますよ(*´з`)

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