「夏特訓」なる夏期講習の申し込みを控えた6月末のとある日。
それは、初めての適性検査模試の当日でもあった。
依然、受検に対して煮え切らない態度のちびマル。
やれと言えばしたくない、反抗期&あまのじゃく体質のちびマル。
ひとまず、塾で頑張ってくれてるだけでオッケーってことで、これまであえて刺激しないできたが、いよいよ夏!受験生の夏!!
「夏を制する者は受験を制す」なんて言うとおり、どの塾もどの受験生も、そろそろ目の色変えて、本気モードになる時だ。
先日の塾の保護者懇談で言われたよ。
「ちびマルさん、難しい問題も諦めることなく頑張っています。
ただ合格したいという気持ちが出てくれば、もっと伸びると思うんですがね、、、」
ですね。ですよね(爆)
マル子もね、ちびマルの大好きな先生なら上手に受験させる方向に持っていってくれるんじゃないかと、ちょっと期待して甘えてたんだよね。
やっぱ、母のアタシがやるしかないんだよな。
ちびマルに、最終意思確認をさ。
母娘の攻防やいかに
こいつ、、、何一つ変わってない!!!
塾への道すがら、母マル子は腹をくくった。
吉と出るか、凶と出るか、いざ最終意思確認の時。
マル子「もう夏なんだから、そろそろ受けるか受けないか、腹を決めなきゃいけない時に来てる。11月には願書を出すんだよ。
お母さんだって、ちびマルが絶対に受験しないって言うんだったら、夏季講習のお金だって惜しいよ。」
ちびマル「だって、受かったって、付いていくの大変そーだもん・・・」
マル子「お母さんは、ちびマルなら受かる力があるんじゃないかと思ってる。学校見学の時、みんな前のめりで楽しんで授業受けてたよね。あんな中学めったにないんだよ。
無理しなきゃ行けないんだったら、行かなくていいと思ってるし、もし合格できたなら、あなたに来てほしいってお墨付きをもらったってことなんだから、付いて行けないんじゃないかなんて不安に思わなくていいよ。
ダメならダメで地元中で頑張ればいいだけのことだし」
ちびマル「わかった!じゃ受けてもいーよ・・・ほんで、TちゃんかCちゃんと一緒に受かったら行くわ♪」
マル子「・・・・・・・・・・あのぅ~、一人でも受かったら行くだろ?フツー
あのさ、新しいとこに行ったからこそ出会える人や世界もあるんだよ。それに、本当にお互いが大事に思ってる人とは、離れても繋がってるもの。友達と離れたくないのはわかるけど、中学なんて長い人生の中の、たった3年間。その後は、みんな別々の道に進むんだから。
それに、せっかく受かったなら、行きたくても行けなかった子たちに変わって頑張ってこなくっちゃ、涙を飲んだその子たちにも失礼じゃないかな。
つーか、ちびマルはどこ行っても馴染んで、楽しめるタイプだと思うよ!!」
ちびマル「だって、だって、そんな学校行ったら、どーせパリピ系いないじゃーん!!!
あたし、真面目な人苦手なんだよねーーー」
おまえ、それ??全力で訴えたかったのそれなの???
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