さいごに

6年生

不合格なら、もうブログタイトル変えなきゃいけねーな・・・

なんて思っていました。『公立中高一貫校 不合格マニュアル』ってね(笑)

結果的には、

 

下位層で合格

入学後落ちこぼれるか否か

 

っていう、読者の皆様にとっては、興味深い展開になった訳ですが(笑)

思い起こせば、なかなかに波乱の一年間でした。

ブログには、面白おかしく書ける内容しか載せていませんが、ちびマルの紆余曲折はもちろん、我が家の問題児父マルも、最後までちびマルの勉強の邪魔をしたり誘惑をしたり、本当によくもやらかしてくれました。おかげでマル子は、常に言うことを聞かない子供を二人抱えているような状態で…

なんせ父マル、ちびマルが合格して初めてちびマルの受検校のことを調べたらしく、この期に及んで「すっげー学校なんだなぁ…」なんて言ってる始末ですから(´Д`)

単にちびマルにかまって欲しいのと、公立中高一貫校受検の厳しさを全くわかっていないのとで、別に受検に反対していたわけではないのですが…
お守りを買ってきてくれるなど、直前になってようやく少しは気にかけてくれるようになりました。

ね。決して、家庭が素晴らしかったわけではないんです。夫婦仲はむしろ良くないですし…(爆)

でも、両親が揃って教育熱心だと、子供は逃げ場がなくなってしまう可能性も高いので、ちびマルは父マルの存在に救われたところもあるのかもしれません。不合格なら、父マルのせいだと言い訳できたしね(笑)

 

中学受験で変わってしまう人たち・・・

中学受験を通して、変わってしまう親や子も見てきました。

県立中受検しか考えていなかったのに、塾に乗せられるまま私立や国立も受験し、無理をしたり、方向を見失う人たち。

またこの時期、eduの中にも、祈る気持ちで繰り上げ待ちをしている方々に情報提供するふりをしながら、見栄の張り合いやマウンティングに精を出すイタい母親が出没しますね!!

そしてちびマルは、同じ県立中高一貫校に合格した同級生と話した際、一緒にその学校へ通えるのだと思っていたところ、「行っくわけないじゃーん!!!」と一蹴されたそうです。
大手塾で自信を付け、もっと上の国立中への合格も確実というところまで成長したがゆえの発言だったのでしょうが。

この県立中学への合格を目指して頑張ってきたちびマルにはもちろん、他の受検生にも大変失礼な発言であることがわからないような子ではなかったはずなのに…そこまで言うなら、初めから受けずに本当に行きたい子に合格を譲るべきです。

また、別の大手塾最上位クラスから余裕で合格した子には、合否を聞かれたので答えたところ、コソコソニヤニヤと仲間内で話され、どうやら誰が受かる落ちるという賭けをされていたようで、ちびマルは非常に気分が悪かったとプンスカ言いながら帰ってきました。

胸の内でいろいろ思うのは仕方ありませんが、これまた勉強はできても、相手の気持ちを考えることは忘れてしまったんですかね。
ちなみに以前からちびマルは、残念ながらこの子たちが徐々に嫌なヤツになっていく様子を感じていたようです。

授業料の高さもさることながら、良きライバルと切磋琢磨し、より合格に近づける大手塾の上位クラスは確かに魅力的です。実際に合格は合格でも、上位合格を目指しているのでしょう。
でも人間的にもまだまだ成長しなければいけない時間を勉強ばかりに割いたり、同等な仲間としか付き合わず、妙なエリート意識を持たせてしまうのは、大手塾の弊害と言ってもいいような気がします。

 

人間力を大切に

対してちびマルの合格は、適性検査の得点以外のところで評価していただけた結果ということになります。

ちびマルと同様に、多数の逆転合格したお子さんがいる以上、作文や面接・調査書の中で、キラリと光るものを見つけてもらえた子が合格しているのだとマル子は確信しています。

きっとどの子にもあるキラリと光るものを、受験勉強と引き換えに潰すことのないよう、どうか大切に育ててあげてください。

以下は↓↓受検と関係ないじゃん!!とアクセス解析ではあまり人気ない系の記事なのですが(泣)、こういうことを大切にしてきたご家庭こそ受かるはず、受かってほしい、という希望も込めて書いた記事です。

勉強は必要か?なぜ勉強するのか考えると学びたくなる
勝ち組負け組 人生で本当に必要な力とは
睡眠の重要性 脳は寝ている間に記憶する
親子で災害ボランティアに参加しました
子どもの未来につながる 体験型学習のすすめ
受験勉強のために学校を休むって

 

中学受験は長い人生の通過点でしかありませんし、今日と同じ日が明日も続くとは限りません。
だからこそマル子は、豊かな人生を送るためには学歴や財産よりも、『人間力』が大切だと思っています。
公立中高一貫校は、将来リーダーとなりうる人材を育成することを目標にしています。『人間力』あふれるリーダーがこの国を引っ張っていってくれるといいですね。

てか、じゃないと困るのは年老いた私たち自身です。

 

さいごに

「置かれた場所で咲きなさい」

私の好きな、故・渡辺和子さんの言葉です。

このブログを見に来てくださったみなさんが
もしも今は笑えなくても、いつか必ず笑顔になれる時が来るように願っています。

みなさん、今までマル子とちびマルを応援していただき、本当に本当にありがとうございました。
このブログが少しでもお役に立てていたら、ちびマルのパワーがみなさんにも届いていたら、マル子もちびマルもうれしいです。
それでは、また逢う日まで。

 

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さいごに

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