前期試験の結果は??
ついに、前期の本命校の合格発表の日。
第一志望の共テボーダーは超えたとはいえ、2次試験はちびマルの苦手科目の配点が大きいから全く読めない。
そして迎えた運命の時間。
結果は一人で見たいと、合格発表に立ち会わせてはくれなかった。
すぐには繋がらないかもと、少し遅れてログインするらしい。
マル子も自宅待機していたけれども、ちびマルからの報告を静かに待つ。
待つ⋯。
待つ⋯⋯⋯。
遅い。これは明らかに遅い。
かなり時間を置いてから、ちびマルの様子を見にいった。
ちびマルは、布団にくるまって静かに肩を震わせ泣いていた。
私も一緒に泣いた。
私達の、短かったけれど、本命校の合格を信じて夢見た日々は、この日あっけなく幕を閉じた。
不合格のあとで
いつまでも泣いている訳には行かない。
ちびマルの大学受験はまだ続くのだ。
とはいえ、正直一週間は引きずった💦💦
悲しい悔しいより真っ先に湧いてきた気持ちは、可愛がってくれた塾の先生への「ゴメンナサイ」。やっぱり結果で恩返ししたかったな。
家には、まだ本命校の資料や参考書や模試の結果やら、これまで合格を目指してちびマルが戦ってきた数々の残骸がそこかしこにある。
応援してくれた親しい人たちに残念な知らせをするのも苦しかった😭
後期募集は元々募集人数が少ない上、近年縮小されてきているから難易度が上がる。
あまり遠方には行って欲しくない親心と、何よりちびマルの学びたい事を優先した結果、第一志望よりかなりレベルを落とした志望校にせざるを得なかった。
今思えば、一か八かではあるものの、前期合格に手を伸ばせば届きそうだった出願決定のあの頃は、本気で不合格を想定し覚悟の上で後期の出願校を決めることができてなかったんだなって思う。
ちびマルもマル子も、前期での合格を信じて夢見心地だったのだ。
だから余計辛い。
本当にここで良かったのかな。もっと上を狙える点数が出ているのにもったいないな。つい本音が頭をよぎる。
後期の志望校が純粋な「第二志望」と呼べるものなのか、「滑り止め校」であるのかによって、合格後の後味は全く違ったものになると思う。
レベルだけで言えば、ちびマルが後期に出願したのは「滑り止め校」なのだ。
だから合格は確信していた半面、万が一これが駄目だったら⋯
二人とも息を呑みながら番号を探す⋯
⋯⋯
⋯⋯⋯⋯
⋯⋯⋯⋯⋯⋯
✨️合格✨️
今回は一緒に結果を見て、一緒に喜んだ。かなり余裕をもっての合格となったはずだ。
そして、なぜかちびマルは大笑い!!
なんかこれ、デジャヴなんだけど笑
公立中高一貫校に合格したあの日も、合格を知ってちびマルは大笑いしたっけな。
あれから6年も経ったのか⋯
やっぱりちびマルはちびマルだな。
今度は、今度こそは、自信を持って空高く飛び立って欲しい。
そこが、ちびマルらしく「大笑い」できる場所でありますように✨️✨️
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