最後に

大学受験

これからの方へ

ちびマルの通った公立中高一貫校は、年々生徒の学力レベルが上がっていると言われます。ちびマルの受検当時のように、内申で大幅な逆転合格は難しくなっているかもしれません。

 

でも、それで良いのではと思います。この学校は〝地元中では物足りない〟いわゆる〝吹きこぼれ〟にこそ相応しいと感じるからです。所詮「クラスで上位=昔は神童」レベルでは、他の高校に行った方がむしろ良い結果に繋がる場合もあると思います。

 

実際に、中学受験で「第1志望ギリギリ」より「第2志望への上位進学」のほうが成功につながるというデータがあるそうです。下位で入学すると、

『あいつはできるが、自分はダメだ。やってもダメだからやらない』という思考に陥ってしまう

という弊害が起きやすいそうで、ちびマルは反抗期の難しい時期も重なって、まさしくこの様な状況に6年間の内、2〜3年も陥りくすぶっていたのです💧

 

それを予測してやれていたら、いらぬ挫折を味わうことなく、別の場所でもっとちびマルらしく活躍できたかもしれないのに⋯

 

腐っていた時期がなかったら、もっと力を伸ばせたはずなのに⋯

 

たらればの話をすればキリはないのだけれど、ちびマルに申し訳ないことをしたなという気持ちはまだ消えそうにありません😭

 

 

戦略ミス

大学受験は子の受験。中受での後悔を繰り返さないために、できるだけちびマルの希望を尊重しました。

 

でもでも、やっぱり子供。都会への漠然とした憧れや、カッコいいからという単純な理由で志望校や学部がブレたりしがちです💦

 

また、偏差値や知名度だけでなく、帰省や就職活動のしやすさ、家賃相場や住環境のことなどなど⋯

 

やはり子供より経験値の高い親のほうが、色々な視点から志望校についてジャッジしてしまうものです。

 

例えば⋯ちびマルの希望する学部の場合、金岡千広の金沢大学であれば合格安全圏でした。だけれど、飛行機の距離へ送り出すことを、晴れの国岡山から豪雪地帯に送り出すことを、一体どれくらいの親がためらいなくできるでしょうか。

 

そういったアレコレを考え、合格可能性五分五分でツッこんだ前期と、ボーダーより70点も余裕をもって出願した後期。結果的に後期の大学に入学することになり、ちびマルは前を向いていますが、私はこれで良かったのかとまだ複雑な気持ちのままです(;_;)

 

皆さんにアドバイスできるとしたら、

①安心して本命校に挑めるよう、色んな入試方式で納得できる私大を押さえて!!

なぜなら、ちびマルは一般入試で受けた私立大学の第一志望は残念な結果でしたが、共テ利用であれば合格できたはずだったからです。ほんのたまに、特に国語でズバ抜けた点数を取ることのあったちびマル。まさかそれが共テ本番で出るとは考えてもなかったので、共テ利用は出願しておらず⋯💦

完全に戦略ミスでした💦

②岡大が本命なら、中学受検の必要は感じません。芳泉や青陵、一宮など岡大に強い県立高校はあります。

③後期日程では募集枠が減り難易度も上がるため、志望校ランクを下げざるを得ません。本命校を曲げたくない強い意志があるなら、朝日、芳泉、操山のような補修科がある進学先であれば浪人のハードルが下がり、強気の出願が可能です。

これに関しても、考えが及ばなかったなと反省しています💦

④自宅外生となる場合、後期まで持ち越すと入学準備、引越までめちゃくちゃタイトなスケジュールとなります^^;

仮予約や荷造りなどできることは早めに準備しておきましょう。

 

最後に

これまで、ちびマルとマル子の「お金をかけない公立中高一貫校受検」&「合格後〜大学受験まで」の日々にお付き合いいただき、ありがとうございました。

悩んで、もがいて、泣いて笑って⋯二人三脚で試行錯誤した中学受検の経験談が、誰かのお役に立つなら、

そして何より、ちびマルと過ごした愛おしい時間を記録に残せたら、

と始めたブログでしたが、気づけば7年!!

細々ながら、ちびマルの大学入学まで続けることになりました。

特に岡山県の中学受検の時期には、沢山の訪問をいただくことになりました。少しは参考にしていただけるものとなっていたら嬉しいです。(※記事はちびマルの受検当時の内容ですのでね)

 

入学したあの日も、反抗期に早く出ていってほしいとさえ願ったあの日も、いつか来る旅立ちの日はまだまだ遠くに感じていたのに。

ちびマルのいない、ガランとした部屋に慣れるのにはまだ時間がかかりそうです。

 

いつか大人になったちびマルが、一緒に戦ったこの日々を笑って思い起こしてくれたなら、

不器用ながらも親として走り続けた、マル子と父マルの思いが伝わったなら、

その時はそっとこのブログを閉じようと思っています。

 

永らく見守っていただきありがとうございました。こちらを覗いてくださった皆さんとお子様に、それぞれ輝ける未来がありますように。

 

ちびマル「大学では居酒屋でバイトするもんねっ✨️」

ちびマル「大学ではマネージャーになってモテるもんねっ✨️✨️」

ちびマル「大学では部屋にカレシ連れ込むもんねっっ✨️✨️✨️」

マル子「⋯⋯⋯」

父マル「青春だなぁーー!!」

 

コメント

  1. きよとも より:

    合格、そしておめでとうございます🎊
    受検から反抗期、そして大学受験を乗り越えた母娘さんの経験談はとても参考になりました✨

    もう新生活がスタートしていると思いますが、素敵な日々になりますよう願っております。

    私も後に続けるように足掻きつつ過ごします😅

    • maru maru より:

      きよとも様

      最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。ちびマルはこれまでできなかったあれやこれをを、大学生デビューと言わんばかりに楽しんでいるようです。
      王道のD〇〇生ではなかった分、参考になる話は少ないかもしれませんが、正解がないのが子育てであり受験なのかもしれませんね。
      お子様の反抗期は落ち着いてきましたか?
      きよとも様も今しかない日々をぜひ大切に過ごしてくださいね!