学校によって異なる適性検査の配点や内申の重要度~岡山県の場合
こればっかりは、地域・学校によって、様々なので個々に調べる必要があります。
ですが、公立中高一貫受験で共通するのは、内申書が必ず影響するということ。重視される度合いはまちまちですが、参考程度ということはないと思います。
あくまで総合的に判断されるため、私立のような、学力重視で得点の上位から順に選抜するという、単純な合格の基準がないので、対策が難しいのですね。
岡山県の県立中高一貫校は、操山中学校・大安寺中学校・天城中学校・津山中学校の現在4校ですが、適性検査の3分の2が全校共通問題、残りがそれぞれの学校独自の出題となります。
内訳は、適性Ⅰ(理系)=70点 適性Ⅱ(文系)=70点の合計140点満点。
得点開示されるのは、この適性検査の部分だけ。
そして、気になる内申点ですが、各教科3点満点で計算されているようです。
教科を総合的に見たとき、◎=3点 ○=2点 ×=1点
として計算し、
8教科×3点で合計24点満点(英語加点の場合は27点)
という計算式が今現在、一番有力視されているもよう(笑)
3重丸や5段階の評定の場合も、3段階評価に自分で換算し直し、総合評価の目安を出してみてください。
公式発表されていないだけに、憶測にすぎないのですが、インターエデュ情報です‼
あそこの方々、ある意味、塾より情報持ってるよね。
必死過ぎて痛いときもあるけど、お世話になってます(´∀`*)ウフフ
つまり、適性検査でボーダーラインに固まっている層にとっては、内申の1点差は、命拾いすることにも、命を落とすことにもつながる、非常に大きな1点ということを忘れてはいけません。
内申も学力も十分という方で通学圏の方は、国立中(岡大附属中学校)を受験する方が、安全かもしれません。県立中の人気が過熱しているため、倍率も低下しています。ただ高校がないのがネックですね。
操山大安寺天城ボーダーライン得点表
※岡山県の場合 この比較表は当サイト管理人の基準で比較したものです。
ボーダー合格点 | ||
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適性検査合計点(140点満点) | 例年は70点代後半~80点台前半。
平成29年度は100点を超える合格が多かったので、90点前後がボーダー。問題の難易度による。 |
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内申書合計点(24点満点) | 20~21点。内申書が満点ならば、それだけでかなり印象が良いと推察できる。授業態度・提出物・生活態度も含めて、小学校での評価は大切。 | |
面接 | 点数への換算については不明。 集団面接が行われる。挙手での発言。意欲・適性・リーダーシップ・協調性などが見られる。 ただし、どの程度の割台で、合否に関係しているのかは謎・・・ |
合否の謎…得点の高い子が落ちて、低い子が受かる現実
公立中高一貫校受験では得点順での合格ではないため、納得いかない結果になるのは、しばしばある話ですね。
でもさすがに、学校の授業に付いて行けていない子が受かったり、過去問さえ目を通すことなく、お試し受験で合格!なんて奇跡は起きないと思った方がいいです。
納得できないというのは、得点開示後の点数で、例えば90点台の子が落ちて、80点台の子が受かるという理不尽ですね。そりゃ、我が子がその立場だったら、問い合わせしたくなるレベルに納得いかないかもしれない。内申も23点、24点だったらなおさらですよね(´Д`)
でも、公立中高一貫受験では、総合的な力を見られているんです。
もうそう言われちゃうと、反論のしようがないっす(´Д⊂グスン
面接の影響力がいかほどか、信ぴょう性のあるデータがないので、
「真っ先に手挙げたものの、「忘れましたー」なんつー、低学年男子並みのズッコケやらかしたんじゃ・・・」
「面接官の鼻毛が気になって、吹き出しちゃったんじゃ・・・」
今さらどうにもならない妄想で悶々とするはめになりそうで、マル子も今から怖いです。
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