「『お金をかけない』って謳っておきながら私立中学ですか・・・」
「貧乏詐欺だな」
「見栄張りたかったんだろっ」
って、ちょいちょい笑
マル子だって、場違いなことは重々承知しておりますが、とある私立中高一貫校が ”無料適性検査型模試&解説付き” なんつー、なんともありがたい機会を提供してくださるということで、図々しく出かけてまいりました。
この私立中学の適性検査というのが、県内の公立中学入試の適性検査問題準拠で作られていて、どういうからくりか、「例年かなりの的中率を誇る」ということがマル子に限らず多くの方々の関心を引いたようで、公立中高一貫校志望の知っている顔もちらほら見かけました。
そして、その中身ったら本当にすごくて、公立一本しか考えていない我が家でも、私立には私立にしかない魅力がやっぱり沢山あるのね(*´з`)ってことを思い知らされることになったのです。
全く考えていなかった私立中学校だけれど
若くて有望な、しかも子供を惹きつける話術を身に付けた先生方。解説を担当してくださった先生は、まるでスタディサプリ に出てくるような、テレビで見る某有名予備校の講師のような、魅力的な講義をしてくださる先生ばかりで、子供のみならず大人も引き込まれた。そして、生徒と先生の距離が近く、面倒見がいい。
何より、時代に即して変化しており、来年度もさらに生徒を第一に考えた教育に転換していきますっていう私立ならではの柔軟性が保護者の心を一番とらえた気がする。
我が県は公立王国。
昔から中高大と公立人気は不動で、一部の私立中を除いては、私立は滑り止めの要素が強い。
そこにきて公立中高一貫校の台頭で、私立中学の生き残りは一層厳しくなった分、かなり努力をされているのが伝わってくるような内容だった。
正直マル子同様に、無料の恩恵にあやかりたいと来てみただけの、この学校の受験は全く考えていない層が多かったんではないかと思うけど、話を聞いているうちに、だんだんとこの私立中学に対する印象が変わっていくのが周りの反応からも見て取れたんだよね。
実は、知り合いが公立中高一貫校に不合格だった息子さんをここに行かせたのだが、マル子には、なぜに距離的にも金銭的にも無理をしてまで、あそこに???
と、これまで全く理解できないでいたが、やっぱり、きちんと自分の目で見て、自分の耳で聞かないと分からないこともあるし、時代はどんどん様変わりしているのだから、自分たちの時代の偏差値や評判だけでは測れないんだ、ってことに気づかせてもらった一日となった。
とは言え、我が家が公立中高一貫校一本の受検であることは変わらないのですがね…(笑)
私立も、様々な奨学生・特待生制度を設けてくれているので、狙ってみるのもアリかもしれません。
適性検査を制するコツ
とってもためになることだらけだった適性検査の解説の中でも、印象に残ったものをいくつかご紹介します。
①400文字を1分で読む
国語の課題文は平均1600文字。早くかつ的確に読み取る力が必要。先生おすすめの参考書はこちら(下の学年のレベルから始めるのがいいらしい)↓↓
②語句問題は先に解く
先に本文を読んで、四字熟語や熟語作成問題などに取り組むと、本文読解の記憶が消失してしまうので、本文とは無関係に解ける語句問題をまず解いておくのが良い。
語句問題は漢検5級内容から取り上げられることが多いとのことで、先生おすすめの参考書はこちら↓↓
③社会のことに関心を持つ
定説ですが、ニュースや新聞などで社会の出来事を知り、自分の意見を持つことが大切。
今年は特に災害が多かったため、自然災害について取り上げられる可能性は高い。環境破壊がそれに起因していることも併せて理解することが重要。
ライバルにあんまり、ネタばらししたくはないんだけどねー
ここに来てくださるみなさんには特別に、ですよん( ´∀` )
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