適性検査模試の成績③

評価「3」　＝　合格可能性50％程度

これって、どう受け止めたらいいんだろ・・・

ちびマルにとっては、わずか計３回の模試。
本音は、順調に「2」→「3」→「4」と評価が上がってくれるのが理想だったのだけど。

これまで「2」→「2」と来て、三度目の「2」という評価も覚悟していただけに、マル子はちょっとホッとしたような、でも「4」欲しかったな、っていう内心複雑な気持ちで必死に笑顔を作る。

「おめでとう」と声をかけると、ちびマルも安心したように笑顔になった。

ちびマルが一番怖かったのは、模試の結果より、母マル子の反応だったのかもしれないな…

ほんの数カ月前まで受検したくないと言っていたちびマルが、今は、どんな評価であろうと、前向きに頑張っている。
わずか一年限定、わずか週１の通塾で、ちびマルの何倍も塾で鍛えられてきた本気組に、堂々と立ち向かっているのだ。マル子には、ちびマルの勇姿を見守ることしかできないけれど。
どっちの結果でも、「すごかったね」って思える。だって、そんな子たち相手に、最後まで逃げ出さなかったのだから。
そして、フィフティーフィフティーの戦いができるまでに成長したのだから。

そういえば、いざ蓋を開けてみたら、ちびマルのクラスで受検をする子は他にはいない様子。
親友Ｔちゃんはお試し受検をやめ、Ｃちゃんも大手塾での厳しさに打ちひしがれて諦めたようです。全クラス合わせても、例年より受験生は少なそう。

それでも、もう「友達と離れるのはイヤだ」と駄々をこねる以前のちびマルではありません。

こちらの公立中高一貫校は１月上旬の受検のため、今月でちびマルの塾の通常授業は終了します。
あとは冬期講習を残すのみ。
いよいよ、残り８日の通塾で、受検勉強とも大好きな先生ともお別れです。

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